|
クライスラー300Mは日本へ輸入されるモデルとしては数少ないアメリカ製の4ドアセダン。 ボディスタイルは、いかにもアメリカンセダンといった雰囲気だ。ボンネットは前方へ緩やかに傾斜し、フロントウインドーの角度も思い切り寝かされている。リヤウインドーの角度も同様で、ボンネットからルーフ、トランクフードにかけるラインはとても滑らかだ。国産のセダンとはかなり違ったデザインで、強いて挙げればホンダのインスパイア&セイバーがこれに近いが、この2車種も純粋な国産車ではなく、アメリカから輸入して販売されている。 300Mはフロントマスクのデザインも斬新。セダンとしては凝った造形でもあるだろう。ボディサイズは全長が5015mm、全幅が1910mmだから、セルシオと比較しても全長で20mm、全幅で80mm上まわる。完全なアメリカンサイズだ。 エンジンはV型6気筒の3.5リッター。最高出力は252馬力、最大トルクは34.7kg-mで、排気量に見合うスペックと考えていい。 全長が5mを超える前輪駆動のセダンだから、室内は極めて広い。特にリヤシートの足元には十分な空間が与えられた。このリヤシートはステーションワゴンのようにバックレストを左右分割して前に倒せる設計。長尺物の積載も可能としており300Mは、セダンとしては使い勝手に優れた造りになっている。
|